聞いてはいかんものを聞いてしまった

いやぁ、今日もＩ先生の研究室を訪ねましたけども。
物凄い勢いでドアを開ける人を見た。
まぁ、かの先生に決まってますよ。
そんなことより
Ｉ先生は授業もないし本当はいるはずなんです、そこに！
でも研究室は真っ暗だった。
せっかく来たので十五分だけ待つことにする。

と、隣の部屋から聞こえる独り言。
は、ハレオだ。
懐かしさとかおかしさ云々よりも
一種の恐怖を覚えました。いつだったか彼の横を通ったら物凄く凝視されたというアレですよ。アレがトラウマになってて。
いや、そんなことより
Ｉ先生は例の’交流会’の方にいったのかもしれない、
とか思って用を済ませてから再度訪問しようと思ったのです。
これが間違いだったんだなぁ。だって

明日授業があるから明日会えばいいじゃん！
ところが思い立ったら後には引けない性分の私は再度訪れてしまったのです。
’交流会’は1800頃には終わっているだろうと踏んで再来。
ダメでもともと。明日会えるんだし、まぁ今日会えたらラッキーということで。
と思った。が、
なんとＩ先生の部屋には明りが！！
と、同時に一度も聞いたこともないようなＩ先生のハイな笑い声。
他の先生と話しているんでしょうな
そこで聞いてしまったんですよ。
「だってお父さんが」
ってもう一人が発言するのを。
この状況、この展開からして
アレは娘ですよ。
あぁ～いかんものを聞いてしまった。
プライベートな部分だ。その後は脱兎のごとく学校を去りました。

明日頑張ろう…