トウダ ジニチの失踪

ではありませんでしたが( ･´ω･｀)

仕事中にじんママからのお電話
（今ジニチは実家に帰ってるのです）

「甚一が帰ってないの。
そちらに行くことになってるかしら？
何か聞いてる？？」

かなり焦ってる感じ。

あれ、確か連休には一回帰るって言ってたけど
今日はたぶん帰らないはず。

しかも前の会社とちょっといさかいがあって
その話をつけに今日出かけたとか。
一抹の不安を抱えたまま職場に戻る。

もう、仕事も手に付きませんよね。
部長の話も聞けてないですよ。

で、とりあえずうちに来てるかも、ということで
猫のすばやさで帰りましたよ。

あの時ほど電車のドア前でぼさっとしている女子高生に
いらっとしたことはない。

自転車もフルスピードで帰ると。。。

一切ジニチの帰った気配はない。散らかすからすぐにわかるｗｗ

至急じんママに電話。

ジニチの前会社の連絡先なんかもお伝えしたけど
どうやら夜逃げみたいでつながらないらしい。

そりゃぁ給料支払いも滞るわね。

「とりあえず大の男だから待ってみましょう」ということに。

後悔するよね。今日朝一の「おはよう」の電話とか。

何で詳しく聞いとかんかったやろ、とか。いろいろ。

で、耐えかねて母に電話するとつながらない！！
シックスセンスを頼りにしたのに。

次にしーちゃんこと姉に電話。

安心したのかよくわからんけど泣きじゃくりながら電話。

「大ごとになるかもしれんけど、警察に電話しい。」との的確なアドバイス。

警察に電話してみた。

「捜索願い」という言葉は使わずに、あくまでも「相談」という形で。

やはり警察の方からは「もうちょっと待ってみてもいいんじゃないですかね」と失笑。

そうだよね、２、３日たたないとやっぱね。そんなもんだよね。

下調べしたネットでも「成人の場合は自ら家出する場合が多く、家出人の権利を守る観点から

事件性がない限り警察は動けません」とのこと。

そうだよなー。
一応事件の関連も無くは無いと思われたので

ジニチの会社のこと。携帯が止まっていること等々お話ししました。

すると、失笑した警察の方もいろいろ聞いてくださいました。

言い方はやさしくないけどｗｗ

でも合計４回お電話をくだささるほどの真摯ぶり。

ジニチの携帯番号が私の携帯メモリでしかわからないことをお伝えすると

わざわざ電話切ってもう一回かけてくださいました。

あれだけしーちゃんとの電話では泣きよったのに
警察にはしっかり対応できた自分に表彰物ｗｗ

経過をしーちゃんに報告しておかんにもう一回電話。つながった！！

「じんが帰ってこん。実家にも帰ってきてないみたい。
おかんに見てもらおうと思って。。。」と、しどろもどろになりながら伝えるとしばらくして返事。

「あーうん。。。。大丈夫よ」とのこと。

そういう時は必ず胸騒ぎがするのだそう。それがないということは大丈夫。

でも自分で見聞きしないと信じれない私は半信半疑。
それでも母親の声聞いて諭されるとやっぱ落ち着きました。

しばらくして「公衆電話」からの着信。

「あーおつかれさま。」とのんきな声。

「じん、何しよーとよっ　うえっ、えぐ」と安心のあまり、また号泣。

ジニチは相当驚いてました。「今日仕事だよ？」だって。

「お母さんに電話してあげて」と伝えまた号泣。

そのあとは怒涛の事後処理。

しーちゃんとおかんにメールで報告。警察にも報告。

じんママからの電話「今度会ったら蹴飛ばしましょうね」
泣きながら安心。目の前にいたらきっとハグしてた。

しーちゃんからの電話「あのー、メール見た。安心していいんよね。あたしの涙かえせ！！」
泣いてたんだ。電話の時は冷静やったけど。

おかんからの電話「ね、おかんの勘はあたるとよ。自分がどれだけ想っとうかわかったやん。
じん君のこと、大事にするとよ」
さすが東区の母です。

もう一回ジニチから電話かかってきたときは魂抜けてました。


三人の女を泣かせるとは罪な奴だ。。。

覚えとけよじにちーー！！


ココア飲んだらねよっと。