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卒論では副題をつけ忘れていたので
今回ここぞとばかりにつけてみた。
よく単位貰えたなぁ(゜ω゜;)

さて卒業式も終わったことですし、身辺整理していきましょうか。
あ 重い話警報発令☆でも最後は前向きだから(^ω^)



突然だが、私は父を憎んでいる。どのくらい憎んでいるかというと
話しかけられたら涙が出るほど、
同じ部屋にいたら吐き気をもよおすほど、である。

多感な中高生によくある「おやじ、臭いから嫌い」とか「お風呂先に入らんで」とかそんなレベルじゃない。あれはあれで近親相姦を予防する理由があるらしいが…
むしろそういうのは中高生の時期に経験しなかった。
それは私が父を憎む理由にある。
世の中の中高生の理由は「臭いから」とか「ウザいから」とか「すぐ怒るから」そんなものだろうか。
私の理由は一個だけではないのだが…
まずは人間性だ。

私が小学校にまだ入ってない小さい頃のことだ。
父は私に風呂に入れと言った。人に強制されるのが嫌いな私。小さい時はなおさらだった。そんな私が言うことを素直に聞くわけも無く、嫌がった。すると父の大きな手がふりあげられた。

記憶はそこで一旦中断する。

二階で母がタオルで止血してくれている。鼻血はタオル一枚を真っ赤に染めるまで止まらなかった。恐怖とショックで泣きじゃくる私。必死に慰める母。

扇風機があったから夏のことだろう。
もひとつ。

父と母が口論をしている。小さな私はどうすることもできず、固まっていた。
すると口論は激化し、父が母の首を絞め始めた。幼いながらに私は危機を感じた。「母を助けなければ!!」必死に走って行った。

そこでまた記憶は途切れる。

悔しさと恐怖に母と私の二人は泣いている。体には父にはね飛ばされた時の痛みが残っていた。

どちらの記憶も「父の暴力」があり、「その肝心な暴力の場面が記憶から消えている」ことが共通している。
ね 人間 最悪の記憶は案外消されているもんなんですよ。
キレた時の父の目は尋常でない。単なる「怒る」とは違う。そして本人がキレたことについては覚えておらず、罪悪感のかけらも無いのだ。
一つ目の話にはまだ続きがある。風呂に入ることに反抗したため暴力を振るわれたわけだが
母はその時父に原因を聞いた。「なんでこんなことになったと!?」
父は答えた。「あぁたまたま手が当たったったい。」
キレたことには一言も触れず…いや、彼はまた都合よく忘れてしまったのだろう。
当時泣きじゃくっていた幼い私が説明するなんてことはなく、それが判明したのは最近になってである。真の原因を知った母が失望したのは言うまでもない。

そんなキレる父から身をまもる策として私たち母娘は我慢するようになった。キレる前にこちらが身を引き、平穏をつくること。
今となっては父も衰えてきているが、いつどうなるかなんてわからない。

キレるほかに父は嘘をつく。人間誰しも嘘はつくが彼の場合その嘘は自分だけを守るためだけである。一つ目の記憶の言い訳を見ればよくわかっただろう。

嘘もそうだが彼は全て自分中心である。
幼稚園のころ、運動会の中で「父兄による競技」というのがあった。いわゆる「台風の目」で5人一組が横一列で棒を持って三角コーンを回ったりしながら走る競技である。背の高い父親4人にはさまれ、母は小さいながら一生懸命走っていた。男性4人に歩幅もスピードもついていけるわけも無いが、母は必死に走っていた。
当時父は仕事だから行事に来れないのだと思っていた。だが実際家で眠っていた。週5日働いてせっかくの休みに休みたいのは母も同じはずなのに。
そんなそぶりは全く見せず、母はいつも姉と私を諭した。「お父さん、仕事で忙しいっちゃん」

そして彼は借金をしていた。彼が前の職を辞める際にロッカーの荷物を全て持って帰ってきたことがあった。その中に見つけられたのはたくさんの借用書。母が使い道や原因を問いただそうとすると彼は逆ギレしかけた。
母はいつものように抑え、それ以上は聞かずじまいである。
このほかにも彼を憎む要因はあるが、これぐらいにする。
唯一の救いは彼が性的虐待を行わなかったことだろう。

しかし私に必要なのは過去に浸って憐れみを誘うことじゃなくて
未来につなげることだ。
トラウマがあることは事実だし消せない。だから乗り越える。
そのためにはまず東京に行って手に職つけて安定した収入を得られるようになること。(自立)
→それができたら金銭的にも精神的にも母を助けること。(孝行)

仕事っていろいろ動機があっていいと思う。私の場合は母に孝行することだ。
達成するまで時間がかかりそうだが、こればかりは「やらなければならない」義務だ。
片親同然で
己を捨ててまで私を育ててくれた母のために私は東京へ行く。
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